悪質“出会い系サイト”被害110番の結果報告から 詐欺的な“サクラサイト商法”にご用心!

国民生活センターでは、平成23年12月に、「悪質“出会い系サイト”被害110番(以下、110番)」を実施し、2日間で63件の相談を受け付けており、相談事例、消費者へのアドバイスとして、下記の通りまとめています。

相談事例

  1. 別のSNSサイトから誘導された事例
  2. やり取り相手から賠償金請求をされた事例
  3. 悩みを聞くアルバイトのつもりで利用しはじめた事例
  4. 有名タレントの相談に乗るためにやり取りを続けた事例
  5. 合計8000万円をサイトに支払った後、心理的に不安定になり入院してしまった事例
  6. 高齢者が投資だと思いポイント購入をし続けた事例
  7. 陰陽師に呪文を50回送信するため等に支払いを続けた事例

消費者へのアドバイス

  1. サイト利用のきっかけとなる迷惑メール等には絶対に返信しない。特に、「お金をあげる」、「タレント等の著名人と会える」等、本当かどうか確認できない相手とメール交換をしない。
  2. サイトへの登録や一定期間の利用が無料であっても、途中から有料となるサイトが多い。有料となる時点で、やり取り内容や相手が本当かどうか確認できない場合は、お金を支払わない。加えて、将来得られるという収入を前提とした支払いはしてはいけない。万が一、サービスを利用する場合は、自分が支払った合計金額をこまめに確認する。
  3. 詳細な個人情報をサイト業者に伝えた場合にトラブルが生じている場合もみられるので、サイトに身分証等の提示を求められても、氏名・住所等の詳細な個人情報を安易に出さない。出会い系サイト規制法上のルールでは、氏名・住所等の個人情報をすべて出す必要はない。確認が必要となる可能性があるのは年齢のみである。
  4. トラブルにあったと感じたり不安に思うことがあれば、すぐに最寄りの消費生活センターや各地の弁護士会、警察に相談する。

出典:欺的な”サクラサイト商法”にご用心!-悪質”出会い系サイト”被害110番の結果報告から-(発表情報)_国民生活センター 

報告書PDFファイルはこちら

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